貧困層は最貧困層へ、中流の人々も尋常ならざるペースで貧困層へと転落していく。
メディアが流す情報を鵜呑みにしていては、社会の真実は見えてこない。
9・11以後のアメリカで、人々の恐怖心と競争を煽ってきたメディアの実態を実際に体験し、取材してきた著者が、「情報を読み解く力」を身につける大切さを若い世代に向けて解説する。
同時にそこにこそ〝未来を選ぶ自由〟があると説く。
Purengil Co., Ltdより韓国語版出版!(韓国語版 発売中)
岩波書店/2011年2月19日発売/907円
豊かなはずの超大国アメリカに、貧困生活を送る人、医療費が払えず破産する数多の人がいる。
貧しさゆえに戦場に送られ、心身に深い傷を負う若者がいる。
そんな現状を打破すべく立ち上がった「弱者」たちがいた――。
電子投票に抗議する活動家、軍事訓練に反対する高校生。
反戦運動を展開する母親たち。
進み続ける彼らに寄り添い、希望の灯を探す若きジャーナリストの心の旅路。
[文庫本]新潮社/2010年10月27日発売/514円
[単行本]海鳴社/2006年4月発売/1,728円
2009年に新聞や雑誌に発表された数多くのエッセイの中から、精選した71篇を収録。
日本文藝家協会編纂の年次刊行物『ベスト・エッセイ』の最新刊。
多彩な執筆陣の珠玉のエッセイ集です。
発売/2,160円
飛行機に乗れない、突然逮捕される、言いたいことが言えない…。
これが今、「自由の国」で頻繁に起きている。
『ルポ・貧困大国アメリカ』の著者が明かすアメリカ社会驚愕の実態。
扶桑社/2010年4月発売/756円
働くことって、すばらしい!
仕事への興味が広がる感動ストーリー。
2001年ニューヨークにいた堤は、「9・11同時多発テロ」に遭遇。
そこで目の当たりにした事実を、自分の言葉で広く世に伝えるため行動を起こす。
学研教育出版/2010年2月発売/2,160円
経済危機後のアメリカでは、社会の底割れが加速している。
職がないにもかかわらず、学資ローンに追い立てられる若者たち。
老後の生活設計が崩れ、絶望の淵に立たされた高齢者たち。
いまや中間層の没落が進んでいるのではないか。
オバマ登場で状況は変わるのか。
人びとの肉声を通して、アメリカの今をビビッドに切り出すルポの第二弾。
岩波書店/2010年1月21日発売/778円